ボイラーの点検ロボットを試作してほしい
守秘義務がありますが、1社一部公開して良いとのことで紹介いたします。
- ボイラーの点検時に作業員が清掃を行い、磨き残しがないかチェックするロボットを作って欲しい(点検中はボイラーは停止)
- うまくいけばロボットに洗浄させたいが今回はカメラを載せて清掃後のチェックのみ
その他条件は機密
お話を伺っていると、レスキューロボットのようなをイメージしていました。
メールでやり取りします。(「こんな感じでいかがでしょうか」的な感じです)
お客様(依頼主)から環境・条件等々で修正していきます。
この辺りはAmazonで売っているラジコン部品が使えないかと模索しました。
採択したのは別のキャタピラ型のラジコン台車でした。(ホイールの大きさで決定しました)
ボイラー内での移動は縦移動が条件で、パイプとパイプの間隔は現場によってさまざまですので、調整が必要になります。広いと落ちてしまいますし、狭いと入りません。調整が必要になります。
パイプ間が広い時は車高を上げて、
パイプ間が狭い時は車高を下げて、
検証動画(フィールド試作から検証、滑り止めやサスペンションの試作も何度か行いました。動画ではうまくいきましたので、現場に投入して検証を行いました)
機械設計だけでなく、回路設計・制作・プログラミングもセットで開発を行いました。
このロボットの目的が達せられましたので現在、改良版を開発中です。